園の教育研究 幼児期の英語教育

三つ子の魂百まで

あそびを通して英語を身につける

英語は会話場面の中で活かして学ぶことが大切です。
つまり英語を知識として学ぶのではなくて、日本語の一要素として学習するべきです。
そうすればちょうど同義語を学習するような態度で取り組めます。
少なくとも、子どもが方言と標準語とを同時に学んでいる意識をもつにすぎないでしょう。
幼児期に楽しい遊びの活動を通して、興味を持って英語を使ったという快適な経験は、英語に対する自信を持つ上で、大切なのです。

英語嫌いにならないために

逆に、英語の生きた意味もわからないまま、幼児が暗唱につぐ暗唱によって学習する英語教育法では、たとえ幼児が習った言葉を見事にしゃべれても、その言葉が日常生活から離れているだけに、英語嫌いの子どもになっていきます。
幼児期に嫌々ながら暗唱させられた不快な経験が、おとなになっても、意識の下のどこかにうずくまっていて、意識的に英語に対する嫌悪や恐怖が続くことも、しばしばおこります。

本格的な英語教育は

具体物について英語を学ぶだけなら、年少の子どもでも可能です。
しかし幼児の知性は、英米人のものの考え方や認識の型や文化や精神を理解する域まで発達していません。
抽象的な事柄を考えるはたらきは、幼児には困難なのですから本格的な英語教育は、形式的操作の思考期(11歳頃~)から始めるべきでしょう。