園の教育研究 年齢と発達

「適時性」と「順次性」 - 発達段階に合わせた教育

教育には「適時性」があり、適切な時期に適切な経験なり教育なりを受けなければ、必要な能力を身につけることはできません。
自分の国の言葉を覚えるのは幼児期が最適です。
0歳児に言葉を教えようとしても無理ですし、反対に、大人になってから外国の言葉を覚えようとすると、たいへんな困難がともなうことを考えれば、よくわかるでしょう。

また、発達には「順次性」があり、各発達段階の出現の順序は不変です。
早期知能開発教育などが行なっているように、ある段階を飛び越え、先回りして無理に高い段階に進もうとすると、発達の姿をゆがめてしまいます。
確かに、環境や文化の相違に応じて、発達の速度は違うかもしれません。しかし、段階を飛び越えたり、逆転したりして発達するようなことはありえないのです。

ピアジェ教育は、ピアジェの発掘した発達段階に基づき、無理な課題をあたえることのないよう、ゆたかな内容を含んだ経験や課題を適切な時期に提供します。
また、子どもの発達に合わせて、一つひとつステップを踏み、体系的に組み立てられています。