園の教育研究 ピアジェ理論への招待

滝澤武久先生紹介

ピアジェ理論研究第一人者。
日本を代表する教育心理学者・発達心理学者

滝澤 武久 先生
【略歴】1931年〜2015年
心理学(発達心理学、健康心理学、幼児教育学)。
東京大学教育学部、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。
電気通信大学名誉教授、元大妻女子大学教授。日本心理学会・日本教育心理学会・日本健康心理学会会員。
公益社団法人日本幼年教育会教育顧問。2010年 瑞宝中綬章受章。

幼児教育の理論的研究 および実践的指導の功績

発達心理学の教育・研究においては、ピアジェの認知発達理論に基づいて、子どもの思考の発達に関する理論的・実践的研究に取り組み、その成果は教育心理学・発達心理学の進歩に大きく寄与されてきました。 諸研究の成果を、これからの教育の理論的根拠として、具体的な教育実践に活かすための活動を展開され、とりわけ、日本幼年教育会の事業の一環として幼児教育者の質的向上と指導力充実のための研修に対して、常に的確な指導を献身的におこなってこられました。日本の幼児教育への研究・実践の成果と多大な功績が認められ、2010年教育者に与えられる最も名誉ある瑞宝中綬章を受章されました。

(功績の概要)
1  ピアジェの発生的認識論の理論的考察。
2  ピアジェ認知発達論にもとづく幼児教育課程に関する調査研究。
3  子どもの認知発達の過程とそのメカニズムの実証的解明。
4  日本幼年教育会理事長として幼児教育の質的向上と発展のための貢献。
5  幼児教育における国際交流の推進。

【主な著書・編著】
「ピアジェ理論からみた幼児教育」(幼年教育出版) 「ピアジェ理論の展開」(国土社)「子どもの思考力」(岩波書店) 「子どものものの考え方」(共著)(岩波書店)「『めざましあそび』の保育実践」(幼年教育出版)「困ったわが子のしつけと自立」(合同出版)ほか論文、訳書多数。