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ママと先生の??(はてなはてな)

どうしていつも同じ絵柄のシールを選ぶの?

出席帳に自分の好きな絵柄のシールを貼るようにしているんですが、いつも同じ絵柄ばかりを選ぶのはどうしてでしょう?おとなならいろいろな絵柄を貼って楽しむと思うのですが?

私たちは目を開ければ、物が見え、その形や大きさや色などを認識します。
しかし、物のすべての面を全面的に捉えているわけではありません。
つまり、あらゆる情報を一つ一つ知覚して物の性質を捉えているわけではなく、特に意味のある面だけを読み取って、どういう物であるかを知るのです。
この場合、それについての経験や知識が豊かであれば、たやすく物の性質を読み取ることができます。

ところが、子どもは経験や知識がおとなほど豊かでないので、目新しいものに接したとき、それを理解するのに手間がかかります。極度に目新しいものであれば、怖れすら感じます。しかし目新しさの度合いが少ないと、またはそれについての知識や経験が多少でもあると、目前のものをもっとよく知ろうとして、これを注意深くみつめ、自分の知識や経験につきあわせようと努めます。
ここでは好奇心がはたらきます。さらに目新しさが減り、よく慣れた物に対しては、知覚面での分析が不必要なので安心して接し、時にはお気に入りのものにもなるわけです。幼児が同じ模様の絵柄ばかり選ぶのも、そのためです。

このように、子どもが接する物の新奇さの度合いに応じて、恐怖心が伴ったり、好奇心が伴ったり、親しみが伴ったりします。幼児の人見知りの解消の過程や、幼稚園への適応の過程などについてもこの恐怖心から好奇心へ、それから親しみへと変化していく姿を見て取ることができるでしょう。

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