園の教育研究 幼児の行動のふしぎ

ママと先生の??(はてなはてな)

英語が通じないのにどうして心が通じ合えるの?

外国語圏の子ども達が入園して来て、まったく英語しか話せないし、理解できないはずなのに、日本語しか話せない友だちと楽しそうに遊んだり、意思を通じあったりできるのでいつもびっくりします。
おとなだとまったく意思が通じないのに、どうして子どもだと気持ちを通じ合わすことができるのでしょうか?

幼児同士の会話は、言葉のやり取りよりも、表情や動作によってなされることが多いからです。ただし、そのやりとりを進める上で、話し手の側に確固たる信念と意思を持って臨むことが必要です。
それは、自分の考えが必ず相手に通じるはずだという信念と、自分の考えをなんとしても相手に伝えよう、そして相手からの応答を聞き出そうという意思を持つことです。おとなでも時には、こういう切羽詰まった会話をする機会があります。例えば言葉の通じない外国で病気になって、一人で医者にかかるとき、こういう信念と意思で会話に臨みます。

このように言葉の意味が不明でも、こういう信念と意思とがあれば、気持ちは通じ合うのです。
その上、会話をうまく進めるためには、
 

(1)話し手と聞き手の交替が続くこと。
(2)話し手は、相手が表現した内容との関連で表現すること。
(3)話し手は、相手が理解できるように表現すること。

 

の三つの要件が必要ですが、幼児が仲間と一緒に遊んでいるときには、言葉による会話の中だけでなく表情や動作のやりとりの中でも、これらの三要件をうまく使いこなしているので、お互いに気持ちを通じ合わせることができるわけなのです。

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