保育のレベルアップ 保育者の役割

学ぶ楽しさ

楽しい学習がおもしろいとは限りません。むしろ、課題の解決の苦しさを経験しつつ、これをのり越えた時に味わう満足感が、楽しさに通じることが少なくないのです。課題を解いて、「できた!」という喜びを感じるのが楽しみだという見通しを持つ子どもこそ、真の学ぶ楽しさを享受することができるわけです。だから子どもにそういうことを見通す能力を養ってやることは、教師の大切な力量の一つと言えるでしょう。
あそびと学習とは本来対立したものではなく、あそびこそ子どもが成長する上で欠かすことのできない学習活動だといえます。この意味であそびを通して総合的な指導を行う園の教育は、幼児の発達にとって極めて大切な役割を果たすことになるのです。